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金融崩壊が一息ついたように見えているけれど、インフルより、
こちらの方が「悪性」で、実体経済が痛み出した感じがする。
実体経済が痛み、一旦、落ち着いたかに見える金融システムに
「感染」するとキャッチボール的にダウンスパイラルに突入する。
私自身も、私の師匠だった亡き父も、いやいや85歳以下の誰も、
前回大恐慌は経験がない。それ以上の百年に一度の大不況が
来ると言われたって、誰も豚インフルエンザ以上にピンとこない。
連休明けからの経済情勢の注目点は:
日本の連休を挟んで、日米欧の株式相場が、少し元気になったが
「超大悲観」の売りの後、自然発生した「戻り」の限界は、ほぼ
このあたりで、そんなに甘い経済情勢ではないと認識している。
ここからの注目点は、株式市場よりも為替にあるのではないか?
金融危機の震源地である米国の通貨ドルが一旦は、暴落しかけ
その後、急反発で逆説的に大きく買われた。わかりにくい現象で
金融危機が「世界規模」になった瞬間、ドルは大きく売られた後
(他通貨よりはマシという選択の結果)買い戻されだし、短期で
ぐいぐいと上昇した。このドルの相対的な上昇基調が4月21日か
その前後に反転したようにみえる。
つまり、ややこしい話、世界規模で銀行がバタバタ潰れる状況は
それぞれの政府が許さないという認識が広まったので、その手の
危機は去った。そうなると、ドルで保有しておく必要が薄れた。
そうなると金融危機に際し、どこの国がお札を刷る「輪転機」を
一番たくさん回したか、また、今後も回し続けるかが焦点になる。
一つの国の「経済規模が同じ」なのに「通貨供給量」が多ければ
水割りの酒に例えれば、「薄まる」。輪転機を(私には火を噴く
のではないかと思えるほど)回せば、その分その通貨は値打ちが
薄まって当然なわけです。
今後とも、上がっては下がり下がっては上がっていく、乱高下を
繰り返しつつ、やはり、ドルは、60円とか、50円をつけかねない。
そのあと、一ドル80円前後が実勢として妥当なような気がする。
それを、真ん中にして、上下すると、個人予想を立てています。
ユーロ円は、100円ちょうどぐらいが、生活やモノの値段の比較
では、値打ち的に妥当なんだろうな、という感覚を持っています。
ま、日本経済は、他国との関係の中で決まるので、一国だけの
経済予想は意味を成しませんが、相当な円高に耐えられないと
厳しいと思われ、日本の国と企業はそこを覚悟した経済プランを
立てる必要があるだろう。内需内需と、もう何年(何十年)間も
かけごえばかりだが、今回ばかりは、かけごえだけですまない。
ではでは
fjn
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